| サーキットテスト2 |
| 2004年6月26、27日 仙台ハイランド スポーツ走行 車輌:RSD355チャレンジ タイヤ:フロント PIRELLI P-ZERO CORSA 新品 リア PIRELLI P-ZERO CORSA 新品 ドライバー:切替 徹 切替 優太 切替 たかき 今回は宮城県にあります仙台ハイランドへテストに行きました。エキゾーストを高速の伸びに重点を置いたマニホールドに交換しました。排気音は、以前のエキゾーストよりやや低い音に聞こえました。しかし、メインストレートを通過していくときの音は、とても甲高く良い音がしてました。
今回は、これまでのSタイヤ(セミスリック)よりもグリップ力の劣るハイグリップラジアルタイヤでの走行となりましたので、ラジアルタイヤにもダンパーが合うかどうか気になるところでした。走行してみると、そんな心配は皆無でラップ数を増やすことができました。 筑波サーキットのタイトなコーナーでダンパーのセッティングを続けてきたため、曲がるための旋回ブレーキのコントロールを多用するこのサーキットにも適応している感じがしました。また、登っていく高速コーナーや下りながら旋回をするコーナーでは、エアロの空力効果も手伝って横Gを感じながらアクセルを踏んでいくことができます。ただ、路面のアンジュレーションにフロントダンパーが少し跳ねるので、旋回性能に影響を与えない範囲でこの跳ねを抑えたいと思います。
2004年7月15日 ツインリンクもてぎ スポーツ走行 車輌:RSD355チャレンジ タイヤ:フロント アドバンA048 M 新品 リア アドバンA048 M 新品 ドライバー:切替 たかき 仙台ハイランドで感じたフロントの跳ねを抑えるためにフロントのスプリングレートを落とし、それに伴い減衰力も変更しました。リアのダンパーもこれまでのオーバーステア対策のため減衰力を変更しました。タイヤを前後同じ銘柄で新品をおろしたので、走行フィーリングだけでなくタイヤの磨耗もチェックできました。 フロントのスプリングレートを落としたことにより、ブレーキングやステアリングを切り込んでいったときのノーズの沈み込みが感じやすくなりました。フロントタイヤの磨耗を見ると、ショルダーまでトレッド全面がきれいに磨耗していたので、タイヤのパフォーマンスをフルに引き出せるようにダンパーがきちんと働くようになったのがわかります。これによりベストタイムは、2分14秒463(P−LAP計測)でした。空気圧も毎回チェックし、空気圧の高低によって車体の挙動がどう変化するのも確認できました。 この日はとても暑い日でしたので、4コーナーをアクセル踏みっきりでいこうとするとテールが出てしまうことがあったので、フロントのダンパーを固定して、リアのみコンフォートとスポーツを手動で動かして前後のバランスの変化をみました(写真下左は、リアのアクチュエーターを外した状態)。 走行終了後にはエンジンルーム内を点検して、この日は終了しました(写真下右)。
2004年7月31日、8月1日 TIサーキット英田 スポーツ走行 フェラーリ・トロフィ 車輌:RSD355チャレンジ タイヤ:フロント アドバンA048 M 中古、PIRELLI P-ZEROレインタイヤ 中古 リア アドバンA048 M 中古、PIRELLI P-ZEROレインタイヤ 中古 ドライバー:切替 たかき ティーポ・オーバーヒート・ミーティング 2004に出場するため、前日のスポーツ走行と当日のレースに参加してきました。ダンパーは前回のままで、ホイールアライメントの変更を施してきました。 天候は雨から大雨で、ドライ路面での走行ができませんでした。TIサーキットは前半の高速コーナーと後半の低速コーナーのセクションで構成されたコースなので、前半は空力を含めてのコーナリングの安定性を、後半はダンパーによるステアリングの応答性をみながら走行しました。 高速コーナーのセクションでは、進入からクリッピングポイントまでは安定しているものの、そこから先ではアンダーステアになりやすい傾向でした。しかし、一番車速の落ちるホッブスコーナーでは、ヨーイングが発生しないためアンダーステアになるものの、その他の低速コーナーでは安定し、ペースを上げるとテールスライドが起きるほどでした。リアのホイールアライメントの数値を変更してきたので、パワーオーバーステアに持ち込んだときのテールの出方が穏やかになりました。 これらを基に、リアウィングの角度調整を行いダウンフォースを減らしました。すると、アンダーステアはほぼ治まり、アクセルを開けるタイミングが早くなりました。前後のバランスが良くなったのは、モスエスコーナーのバンピーな路面でも踏んでいける安心感が生まれたことでも確信しました。 明けて、レース当日は予選が大雨で中止になりました。決勝レースの時間が近づくと少しずつ天候が回復する兆しも見えましたが、不安定な状況ではあったためタイヤはレインタイヤに履き替えました。タイヤの外径が大幅に異なるので、車高も合せ直しました。 レース中は、バランスの良い状態で走り切ることができました。今回のレースに向けて、熱対策を施してきたのですが、このコンディションのため温度上昇はなかったので、次回の走行でテスト報告してみたいと思います。 フェラーリ・トロフィのレース結果と当日の模様はこちら。 2004年8月11日 筑波サーキット スポーツ走行 車輌:RSD355チャレンジ タイヤ:フロント アドバンA048 M 中古 リア アドバンA048 M 中古 ドライバー:田中 哲也選手(全日本GT選手権に360モデナで参戦中) GENROQ誌の取材で田中哲也選手に乗っていただきました。取材の内容は10月号(8月26日発売)に掲載の予定です。 今回のテストに向けて、TIサーキットでの走行フィーリングからフロントのダンパーを仕様変更をしました。また、リアのダンパーも減衰力の点検をしました。
2004年9月15日 筑波サーキット スポーツ走行 車輌:RSD355チャレンジ タイヤ:フロント アドバンA048 M 中古 リア アドバンA048 M 中古 ドライバー:切替 たかき 真夏のサーキット走行では、水温がかなり上昇します。水温上昇を抑える対策として下の写真のように、リアバンパーにエンジンルーム内の熱気を排出するためのスリット加工と、ラジエターを通過して熱せられた冷却風をタイヤハウス内から排出するのを促すために、市販されているウレタンゴム製のスポイラーを取り付けました。今回は、その効果を確認するためテストをしました。 周回を重ねながら水温計の針の動きに注目してみると、水温が上昇していくペースが遅くなりました。最終的に到達する温度は変わりませんが、到達するまでの時間が長くなるため周回数が増やせます(1〜2周)。また、速度を落としてクールダウン走行をしているときの水温の下がり方も早くなりました。走行後にエンジンフードを開けてみると、エンジンルーム内の温度も低くおさまっているように感じました。
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